「自分を知る」ことの大切さ

2015/4/2

条件や考え方に柔軟性を。

これまでのコラムで、婚活成功の大きなポイントは「積極性」とお話ししましたが、婚活で忘れられがちなもう一つのポイントは、結婚に対して「視野を広く持つこと」です。
たとえば、就職活動や転職活動といった仕事探しをするとき、職種や時給、勤務地といった条件の幅をほんの少し広げるだけで、思いもよらなかった好条件の職場や仕事が見つかることはよくあります。

これと同じように、考え方に柔軟性を持たせることで良い結果が得られることは、日常生活のいろんな場面で経験していることと思います。もちろん婚活にも、それと似たようなところがあります。

職業や年収、学歴、居住地、外見･･･いろいろな条件があるとは思いますが、条件の幅を少し広げてみることで出会いの可能性が広がることは十分にあるのです。

自分を知れば条件は変わる。

条件の幅を広げることは、決して「妥協」ではありません。「どうしても譲れない部分」さえしっかり持っていれば、それ以外の部分は、実は小さなことに過ぎないと気付くこともあるでしょう。
結婚に対して「譲れない部分」＝「本当に大切にしている部分」ですから、それを知るためには、まず自分自身にそれを問うことが大切です。

「自分はなぜ結婚したいのか？」
「自分は結婚してどうしたいのか？」

そういった自分自身への問いかけを少しずつ繰り返していくことで、「本当に大切にしている部分」が見えてきます。
それと同時に、求める条件の優先順位は、これまでよりはっきりと見えてきます。そうなると「条件に合致している人を探す」という婚活のスタイルから、「大切にしている部分が同じ人を探す」というスタイルに変化し、より幸せな結婚に向って歩んでいけるものと思います。

相手に求める条件は、自分をよく知ることによって、大きく変わっていくものなのです。